光脱毛、医療レーザー脱毛、どちらにも必要な毛周期の知識です
フラッシュ脱毛、医療レーザー、脱毛と毛周期の話
毛には「毛周期」というものがあります
毛周期には活発に成長をはじめる「成長初期」、皮膚の表面に太く伸びている「成長後期」、毛根から毛が離れはじめる「後退期」、毛が抜けて皮膚の表面上に出ていない「休止期」の4段階があり、皮膚の表面に出ている毛は全体の1/3程度と言われています。
見えていない毛が見えている毛の2倍あるということですね。
光脱毛でも医療レーザー脱毛でも、施術の期間を2~3ヶ月開けるのは、休止期の毛が皮膚の表面上に出てくるのを待ち、毛周期にあわせた効果的な脱毛をするためです。
毛周期は約2~3ヶ月と言われていますが、身体の部位によっても異なります。手足は3ヶ月、ビキニラインやワキは4ヶ月、眉毛や顔は2ヶ月と言われています。さらに人による個人差もあります。
一般に光やレーザーを照射した後、1~2週間で自然に毛が抜けます。
抜けた毛の毛根は休止期に入りますが、今まで皮膚表面に出ていなかった成長期の新しい毛がまた生えてきます。
その毛が生え揃うのを待って次回の照射をします。
フラッシュやレーザーの光は、成長期の毛には効果がありますが、休止期の毛には効果がありません。黒い部分がないからです。
これを繰りかえすことで、次々に成長期に入った毛根にダメージを与えていきます。
そのため、フラッシュでも医療レーザーでも脱毛は1度で終わらず、脱毛完了までにはフラッシュやレーザーの光の照射を何度も繰りかえす必要があるのです。